2017年5月14日日曜日

五条新町を歩く~その1・大和二見、五新線跡~

五条新町は奈良県五條市の五条新町通り(伊勢街道)界隈の街並みで、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
今回は五新線跡までになります。
新町に入ってすぐ辺りにしかなっていませんね…汗

まずは移動から、と言う事でスタートです。
泉佐野駅 2017.05.05
泉佐野駅から電車に乗って行きます。
難波駅 2017.05.05
難波駅で高野線に乗り換えて移動します。
乗ったのはこの電車、8両の内先頭から4両は50年以上全車現役の6000系、後ろ4両は6300系。
NK72 千早口(くっ)駅(笑) 2017.05.05
途中、千早口駅を越え
橋本駅 2017.05.05

橋本駅で乗り換えます。
乗り換えの電車が来るまでには時間があったので駅前を撮影し、
橋本駅 2017.05.05
JR和歌山線ホームで乗ってきた6000系を撮影。
この電車はここで難波へ折り返します。
ここからは
橋本駅 2017.05.05
元鉄板焼き電車事103系改造の105系に乗って移動します。

105系車内から 2017.05.05
橋本を出ると南海高野線とクロスします。

大和二見駅 2017.05.05
大和二見駅で下車します。
五条新町はこの大和二見と隣の五条駅の2つのルートがありますが橋本からは大和二見からの方が近いです。
大和二見駅 2017.05.05
乗ってきた電車を見送ってスタートです。


二見 2017.05.05
まだ新町に入っていませんが、古風な建物が軒を連ねていたりします。
二見 2017.05.05
ここをまっすぐ坂を下ると新町に入っていきます。因みに前にあるフランス国旗の建物は

フレンチのお店 2017.05.05
こんな日本的な建物をしていますがフレンチのお店でした。
五条新町 2017.05.05
新町の街並みに入りました。
いきなり前方に謎の高架が横切っています。
五新線跡 2017.05.05
これは未成のまま消えた五新線の跡です。
五新線はここ五条と和歌山県新宮を結ぶ路線として計画されていたものです。

五新線跡 2017.05.05
建設途上、戦争で中断したり、地元の対立など混乱を起こしながらも建設が進められてきたものの国鉄末期に建設は凍結されて全ては幻となりました。
その後一部の建設されいた区間ではバスでの運行がされていましたが、
それも2014年9月末日を持って終了し、翌年に廃止されてしまいました。
五新線跡 2017.05.05
その夢の跡の一部がこうして五条新町に残されています。
五新線跡 2017.05.05
もし五新線が早期に鉄道線として完成し現役であったなら、高架橋を105系が走ってゆく姿を見ることが出来たかもしれません。
ただ、吉野以南の人口を考えると廃止されている可能性もありますが…
写真左側の先には川が流れておりその先の対岸には
五新線跡 2017.05.05

五新線の橋脚らしきものが見えます。
五新線跡 2017.05.05
遺物として残る高架橋は存在しない鉄路を新宮方向に向け、今日も重要伝統的建造物群保存地区の中に佇んでいます。


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