2017年2月5日日曜日

鉄道コレクション~京阪700形 80形塗装~

京阪700形の80形塗装です。
80形が登場して55周年と言う事で塗装されたものです。



700形は500形6両及び350形4両の車体を流用し、足回りを新製して全10両が製造された車両で、1992年に1500V昇圧を念頭に複圧仕様、更に大津線では初の全電気指令式ブレーキを装備する事となりました。
この関係で600形の増備として計画された車両ながら仕様が異なる為、700形を名乗ることになりました。


701形
実車は下に載せますが、前面にはヘッドマークが両サイドに掲出されています。
が、まだ取り付けている途上です。
パンタグラフはPT-4212-Sを取り付けました。
製品ではPG-16を推奨していますが。
実車はPT-4303Aですが、PT-43はGMで販売してはいるものの、京急用のもので京阪で使われているものとは若干異なります。
PT-42とハイブリッド化するという手の込んだことをするのもごにょごにょ

因みに後ろの電気屋、隅に乾電池の自販機がありますが、モデルはナショナル(パナソニック)の物だと思われます。
他にも東芝の乾電池自動販売機もありますが、そのあたりは実物の写真を参考に作成するしかないでしょう。

702形
車体前面は見ての通りパノラミックウィンドウですが、600形が傾斜を有するのに対して700形は垂直となっています。
また、701形(奇数車)はアンテナ付き、702形(偶数車)はアンテナ無しとなっています。
その他、スカートの装備や、クーラー着せが一体となった事でイメージが大きく変わりました。

701形 2017.01.04 浜大津駅
因みに兄弟車ともいうべき600形も昇圧に備えて後にブレーキが700形と同じ全電気指令式ブレーキとなった為、車体のシルエットを除けば実質同一形式のような状態になっています。
702形 2017.01.04 浜大津駅
現在、京阪石山坂本線で運用されている車両は600形20両と700形10両の計30両になりますが、現状ではこれ以上の増備の必要性がないと言う事もあり当面はこの状態で続くものかと思われます。

余談ですが、80形塗装となった700形(701、702)の以前の姿はトーマスラッピングだったりします。
トーマスラッピングもまた鉄コレの製品となっているので、見事にダブりになってしまうという事態に。
同じ電車を前後の塗装違いで走らせられるのが模型の醍醐味とも言えますが…
そのあたりは人それぞれになるかもしれません。

それにしても、ヘッドマーク4枚貼り付けるのは大変ですね。
私の場合、ヘッドマークはシール、1mmアルミ板、両面テープをそれぞれポンチで抜いて取り付けているので…
何しろ細かい作業なので。


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